先日、日本歯科医師会から定期的な郵便物の
いつもとは違う色の封書が届きました。
何かしら?と早速開封すると、
日本歯科医師会生涯研修事業修了証とそのステッカーでした。
いくつになっても何だか証書というものは嬉しくなるものです。
大学病院を辞め勤務医となり、38歳で開業して
自分なりにいつも疑問を持ちもっと技術上達したいと
仕事と子育て・主婦の仕事の時間をやりくりしては
講習会や研修会に参加してきました。
しかし、娘が無事に大学進学して50を迎えた頃、
この仕事でこの診療でこの知識でこの技術でこれで良いのか?
後何年間、思うようにこの仕事が出来るのか考えると、
もう自分なりの時間では儘ならないと思い立ち
平成28年からはかなりの量の講習会や研修会に参加していました。
基本の見直し、やってみたかったもっと知りたかった
診療技術・知識がこの歳だからこそ理解し得たと思える事もありました。
そんな風に邁進していたら、たった2年で
気がつかないうちに日本歯科医師会が認定している
講習会や研修会での生涯研修事業の規定数を獲得できていたのです。
この届いた修了証を見つめながら、講習会等に参加するのは
自己満足や自分の自信を維持する為の行動でもありますが、
人生を終える時に自分なりに歯科医として頑張ったなあと
思えるようにありたいと願う50代の私です。