オーバーブラッシング

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こんにちは。毎日寒い日が続きますね。インフルエンザがまた流行っています。手洗いうがいなどしっかりして予防に努めていきましょう!

みなさんは、歯を磨く時の力加減を意識していますか?ご家族と一緒に暮らしていらっしゃる方で、家族よりも自分の歯ブラシの毛先が開くのが早い…という方はいませんか?それは「オーバーブラッシング」かもしれません。

オーバーブラッシングとは、「歯磨きの時に力を入れ過ぎていたり、長い時間磨き過ぎていたりして歯や歯茎が傷ついてしまうこと」です。

歯磨きは歯についた食物やプラークを落とすだけではありません。むし歯や歯周病の原因となる「細菌」を落とすことも重要な目的です。

細菌は歯と歯茎の間にある歯周ポケットにたくさん潜んでいます。歯磨きでそのポケットの中の汚れをかき出すことが重要です。

歯ブラシの毛先がすぐ開いてしまうほど力を入れて磨いているということは、歯と歯の間や歯周ポケットの中に毛先が入らず、歯の表面だけしか磨けていないということになります。

また、歯茎は柔らかい組織なので、歯ブラシのナイロンでゴシゴシすると傷つき、歯茎が下がっていってしまいます。歯茎が下がると、歯茎に守られていたむし歯になりやすい歯の「セメント質」が露出してしまい、かえってむし歯になりやすくなります。

下がってしまった歯茎は元に戻ることはありません。さらに、硬い組織である歯も徐々に傷ついていき、知覚過敏を起こしてしまいます。

オーバーブラッシングを防ぐにはまず、ペンを持つように歯ブラシを持ち、小刻みに軽く左右に動かすようにしてみましょう。

歯の表面だけ磨くのではなく、歯と歯茎の境目も優しくしっかり磨いて上げてくださいね。手の甲を歯ブラシで磨いてみて、痛いようであれば力の入れ過ぎです。

歯磨きのやり方は歯科衛生士から詳しくお伝えできますので、気になることがありましたら、お気軽に歯科にご相談くださいね。

入れ歯のお手入れ

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あけましておめでとうございます。

昨年は大変お世話になりました。2024年もどうぞよろしくお願いいたします。


ところで、入れ歯を利用している方が使用している「入れ歯の洗浄剤」。皆さんは、どのような基準で選んでいますか?

ひとくくりに「入れ歯の洗浄剤」といっても、色々な種類があり、それぞれ特徴があります。今回は、入れ歯のお手入れについて解説いたします。

①過酸化水素系(水に入れると泡が出るもの)
・入れ歯に付着した食べカスや着色を取り除くのが得意。
・洗浄時間が短く済む。
・細菌の除去効果は期待できない。
・部分入れ歯のクラスプ(金具)が変色することがある。

②酵素系
・入れ歯に付着した食べカスや歯垢、細菌などを取り除くのが得意。
・脱臭効果がある。
・着色汚れの除去効果はあまりない。

③次亜塩素酸系
・強力な殺菌力がある。
・着色汚れの除去や入れ歯の人工歯の色を白く保つことが期待できる。
・部分入れ歯のクラスプ(金具)にダメージを与えることがある。
・長く漬け置くと変色を起こすことがある。

同じ「入れ歯」でも部分入れ歯と総入れ歯は使用している素材が異なります。
多くの場合、部分義歯はプラスチックと金属、総入れ歯はプラスチックでできています。使用している入れ歯に合わせて洗浄剤を選びましょう。

また、洗浄剤を使う前に必ず義歯ブラシで先に落とせる汚れは落としておき、洗浄剤への漬け置きのあとはしっかりすすぐことが大切です。

入れ歯に残った汚れや細菌で体に不調が出ることがあります。毎日のお手入れを正しくしっかり行いましょう。

ご自身の入れ歯に合うものがどれなのか迷うことがありましたら、お気軽にご相談くださいね。

 

2023年”年末年始”休診日のお知らせ

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2023年12月28日(木)2024年1月4日(木)まで
冬期休暇とさせていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

やっぱり気になる「歯の着色」

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こんにちは。だいぶ寒さも増してきて、すこし遅れた初雪の便りが各地から届き始めました。

人の第一印象ははじめの3秒で決まる」と言われますが、その中でも視覚からの情報は55%を占めるそうです。優しい笑顔に白くてきれいな歯がちらっと見えたら素敵ですよね。

歯の着色汚れに悩んでいる方は意外と多いと思います。着色の原因は様々で、例えば以下のようなものが着色の原因となります。

・コーヒー・紅茶・緑茶・赤ワイン・カレー・ケチャップ・チョコレート 等

・タバコのヤニ

またこうした外からの付着とは別に、変色の原因が体の内側からのものもあります。

テトラサイクリン歯
(テトラサイクリン系の抗生物質を0~12歳頃の歯の形成期に摂取した方に見られる歯の変色。現在は8歳未満には原則使用しないこととなっています)

加齢
(外側にある白いエナメル質が薄くなり、その下にある黄色っぽい象牙質が透けて見えてくる)

むし歯、神経が無い歯の変色 

外からの着色が原因の場合は、歯科でPMTCなどのクリーニングを受けることによって落とすことができます。

ですが、外部からの着色でも、そのまま放置していると歯の内部に入り込んでいくので、定期的に歯科検診にお越しいただき、落とせなくなる前にクリーニングを受けていただくことをおすすめします。

また、その際に他の変色の原因が見つかる場合もあります。着色・変色の原因や状況などによりさまざまな対処法がありますので、お気軽にご相談くださいね。 

根面むし歯を防ぎましょう

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こんにちは。秋もだんだん深まり、温かいものがおいしい季節になりましたね。

 

高齢者の方の歯が長く見えることがありませんか?これ歯肉が下がり、今まで歯肉の中に隠れていた歯の根元部分が見えるようになったことでそう見えているのです。

歯肉下がりのサインは、他にと歯の間に物がはさまりやくなった」「歯が染みる」などが挙げられます。

「歯肉下がり」は実は20代頃から徐々に進行していると言われます。

 

歯肉が下がると歯肉の中に隠れていた硬いエナメル質に守られていない象牙質が露出してきます。

象牙質は表面が柔らかくザラザラで、汚れが付着しやすく、また、お口の中の細菌が作り出す酸にも弱いため、むし歯になりやすくなります。

このように歯の根元がむし歯になることを「根面むし歯」といいます。

 

高齢者の歯の根の神経は細くなっており、また根面むし歯は歯に穴が開いたようになりづらく、色もつきにくい傾向があるため、痛みを感じにくく、知らない内に進行が進み、気づいた時には大きなむし歯になっていたということが多いのです。

根面むし歯を防ぐには?

●歯肉下がりの要因である歯周病の進行を防ぐ
歯科で歯石・プラークを取り除き、メンテナンスを受けましょう。

●ゴシゴシ力を入れて歯磨きをしない
力を入れすぎていると、歯肉が傷つき、歯肉下がりの原因となります。
また、歯ブラシの毛先が広がり、汚れを十分落とせません。

●歯と歯肉の境目を意識して磨く
歯の表面だけでなく、歯と歯肉の境目もしっかり(でも力は入れずに)磨きましょう。

●お口の中が酸性に傾く前に食後は早めに歯磨きをする

歯磨きは難しい場合はうがいをするだけでも違います。

お口の中や歯と歯の間など、ブクブクとお口全体に水を強く当てて汚れをかき出すイメージでうがいをしましょう。

むし歯の進行が早く、歯が折れてしまうなど、歯を失う原因にもなる根面むし歯。日頃の心がけでリスクを下げることができます。

気づきにくいむし歯ですので、定期的に歯科で検診を受け、確認してもらいましょう。

秋の味覚

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厳しい残暑も少しずつ落ち着き、ようやく秋の気配が感じられる頃となりました。

秋といえば食欲の秋ですが、近年は秋の味覚の代表格であるサンマの価格が上がり、すっかり高級魚になってしまいましたね。

味覚には五つの種類があり、「塩味・苦味・甘味・酸味・旨味」があります。

よく「幼い頃は薄味にして素材の旨味を味あわせましょう」と言われますが、それは幼い頃の経験によって好む味や甘味・塩味などの加減が人生でずっと影響を受けるからです。

幼い頃に濃い味に慣れてしまうと、薄味ではもの足りなく感じてしまうようになります。

また、大人になって味覚が変わることもあります。

例えばサンマのハラワタが幼い頃はただ苦くて苦手だったのに、大人になるとそれが美味しく感じるようになることがありますね。

みなさんにも似たような経験があるのではないでしょうか。

人工的に加えられた甘味や塩味などは病みつきになり、食べることをやめられずつい食べ過ぎたりすることがありますが、素材に含まれる旨味はほどほどのところでやめることができる、依存性がない美味しさです。

やはり健康のためにも、幼い頃にどのような食の経験をして、どのようなものを好むようになるかということはとても大切なのです。

日本には四季があり、季節ごとに美味しいものがたくさんあります。

味覚の成長は3~4歳頃までが著しいといわれます。

さまざまな食材や食感、味を繰り返し経験させて味覚を育ててあげましょう。

苦手そうに見えたものでも、見た目や調理法、食べるときの環境などによって好んで食べることもあります。

決して無理強いせず、長い目で見守ってあげましょう。

「ゆっくりよく噛んで食べる」「食べたら歯磨き」という習慣もつけてあげてくださいね。

 

夏休みに多いお口のトラブル

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みなさんこんにちは。学生たちは長い夏休みに入り、楽しい日々を過ごしていることと思います。

特に夏休みの中高生に多いお口のトラブルとして、部活中にぶつかったり、転んだりして歯が折れたり、抜けたりすることが挙げられます。

このような時に有効な対処法をお伝えしたいと思います。

 

①折れたり抜けたりした箇所をなめたり、洗ったりしない

神経に雑菌が入り込んで感染してしまいます。なるべくいじらないようにしましょう。

独断で消毒をすることもしないでください。

②取れてしまった歯を洗わない

折れたり抜けたりした歯が口腔内から飛び出し、土などで汚れていることもありますが、水で洗わないでください。

特に根から抜けた歯の根元には、歯の根元と歯肉の中の骨をつなぐために必要不可欠な「歯根膜」という薄い膜がついています。

洗ってしまうと歯根膜に傷がついたり、取れてしまうことがあります。

 

また歯を持つ際は、歯の根元を持たず、歯冠部を持つようにして、歯根膜に触れないようにします。

歯根膜を守ると、歯を元通り使える可能性が上がります。折れた歯も折れた部分を持たないようにしましょう。

③取れた歯を適切に保存し、できるだけ30分以内に歯科に行く

 

歯はできれば「歯牙の保存液」に浸して保存します。

保存液がない場合は、牛乳生理食塩水、それもなければお口の中に入れておくのも手です(飲み込まないように注意!)。

これらの中に浸し、とにかく乾燥させないようにして、できるだけ早く歯科を受診しましょう。

歯牙の保存液はネットでも購入できますので、救急箱に備えておくとよいかもしれませんね。

 

また、外傷で歯がグラついたり、歯肉に歯がめり込んでしまうこともあります。

これらも一見大丈夫そうに見えても、歯根膜に大きなダメージを負っている状態です。

決して放置せず、なるべく早く歯科で適切な処置を受けてください。

歯周病の恐ろしさ

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みなさんこんにちは。気温が上がり、ジメジメした季節になりました。食中毒の危険性がグッと上がりますので、注意しましょう!

「歯周病の症状」と聞いて、みなさんはどんなことを思い浮かべますか?

一般的なのは歯肉からの出血、歯が抜ける、歯がヌルヌルする、口臭…等ではないでしょうか。

このようなお口の中のトラブルが思い浮かぶ方がほとんどだと思いますが、実は歯周病は体全体の病気やトラブルにも深く関係していることが分かっています。

以下はその一例です。

心筋梗塞・動脈硬化・心内膜炎・糖尿病・誤嚥性肺炎・認知症・関節リウマチ・消化器系のがん・早産・低体重児出産・肥満 等

歯周病の原因は歯垢の中に含まれる細菌ですが、その菌が歯肉から体の中に入り込もうしてできるのが歯周ポケットです。その際に炎症が起こり、出血するのですね。

そしてその炎症によってできる毒性の物質が出血箇所から血管に入り込み、全身に回り、さまざまな場所でトラブルを引き起こしていきます

もちろん歯周病菌だけが原因ではなく、生活習慣や要注意因子がもともとあることもありますが、歯周病菌との相互作用で悪化のサイクルを形成していることが分かってきています。

簡単に例を挙げてみます。

【例 糖尿病】

①糖尿病のため高血糖になり、免疫が低下する→②口腔内の細菌が増え(歯周病が悪化)、細菌から出る毒素が増える→③毒素が血管から入り、インスリンの効果を阻害する→①に戻る

毎日の歯磨きでは歯周病菌の温床である歯石や細菌の膜であるバイオフィルムなどは除去することはできず、歯科での専門的なケアが必要となります。

成人の約8割は歯周病だと言われます。

むし歯などの症状がなくても定期的に歯科にお越しいただき、根本的な歯周病治療を受けてくださいね

舌苔がつきやすいお口とケアについて

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気持ちいい新緑の季節が過ぎ、いよいよ沖縄が梅雨入りしました。道々に咲く色とりどりのアジサイを楽しみながら夏の一歩手前のこの季節を過ごしていきましょう。

 

鏡で舌を見てみると白っぽい苔のようなものがついていて、気になったことはありませんか?

これは「舌苔(ぜったい)」というものです。

これは、食べカスや舌からはがれた皮、細菌などが舌のデコボコに入り込んで付着しているものです。通常だと唾液の洗浄力などで気にならない程度になっているものですが、以下のような方は注意が必要です。

・唾液が少ない

・舌の力が弱い

・口呼吸をしている

・咀嚼回数が少ない

・口を動かすことが少ない  等

舌苔は多少ついているくらいが正常ですが、多くなってくると口臭、食べづらさ、話しづらさを感じたり、味覚障害、舌炎などの症状が現れます

また、抗生剤を服用していると黒いものがつくことがありますが、これは「黒毛舌(こくもうぜつ)」といい、抗生剤の服用をやめれば自然に治ることがほとんどです。

舌苔のなかには細菌が多く存在していて、これは特に高齢者の誤嚥性肺炎のリスクを高めます。高齢者は舌苔の蓄積が起きやすいので、日頃から舌苔をためないよう注意し、必要な舌のケアを行うようにしましょう。

舌のケアは舌ケア用のブラシで奥から手前になでるように優しく行いましょう。正常な舌は全体がきれいなピンク、もしくは少し暗いピンクでしっとりやわらかく、中心にうっすら白い苔がついています。

苔を全部とらなくては…とゴシゴシこするのは絶対にやめましょう!やりすぎはかえって舌を痛め、逆効果です。

でもやっぱり舌苔が気になる、たくさんついてしまっている…など、気になるようでしたら、まずは歯科でご相談ください。適切なケアの方法をお伝えします!

噛むことの大切さ

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こんにちは。大型連休終わり、急に暑くなりました。体調に気を付けて、元気に過ごしましょうね。

 

ところでみなさんは一口に何回くらい噛んでいますか?

「一口30回は噛んで食べた方が良い」と一度は聞いたことがあると思いますが、恐らくそんなに噛んでいる方は少ないのではないでしょうか。

現代の食事は柔らかく、あまり噛まなくてもすむものが好まれる傾向があるため、戦前に比べて咀嚼回数(噛む回数)が半減しているそうです。

柔らかいものを食べるには咀嚼回数が少なくても飲み込むことはできますが、咀嚼には「食物を細かく砕く」ほかにも、色々な意味・役割があります。

 

①胃腸の働きを促進する

消化酵素を含む唾液の分泌が促進され、胃腸の負担を軽くする。

②むし歯・歯周病・口臭の予防

唾液の抗菌作用によって、お口の中の細菌が減り予防効果が期待できます。

③肥満防止

ゆっくり噛んで食べると、食べ過ぎる前に脳に満腹信号が届き、食べ過ぎを防ぐことができます。

④脳の働きを活発にする

噛むことで脳への血流が増えて働きを活発にするため、脳の若さを保ち、老化を防ぎます。

⑤味覚が発達する

唾液の分泌が促進され、その唾液を介して味を感じます。ゆっくり噛んでいるうちにお口の中全体にいきわたり、おいしさをしっかり感じることができます。

⑥発音がはっきりする

お口周りの筋肉が発達し、発音がはっきりします。

自然によく噛んで食べるようになるために、ちょっとした工夫を心がけてみましょう。同じ素材・メニューでも噛む回数は変わってきます。

例えばこれらを比べると明らかに噛む回数は変わることがわかりますね。

きゅうり:薄切りと乱切り 

豚肉:ハンバーグとトンテキ 

刺身:サーモンとタコ 

毎日の食事の中に歯ごたえのあるもの、繊維や弾力のあるもの、大きめに切ったものなどを意識的に取り入れるようにしてみましょう。

しっかり噛んで、おいしく食べて、健康を保ちましょう!