ウエディングブーケ

8月30日当院の歯科衛生士1名が入籍・結婚しました。

 これまで、何名も当院を寿退社したり、出産ギリギリまで仕事を頑張ってくれたスタッフ等を思い出します。その歯科衛生士全てが、当院を支えてくれた私の恩人です。

 私が頼りにしている友にフラワーアレンジメント教室を経営しているお花の先生がいます。

 広島ではアレンジメントで有名な先生ですが、サバサバしていて気さくで優しい先生。
 「了解!また、ウエディングブーケね!」
 多忙しいのに、快くお願いを受けてくれます。

 スタッフが結婚する時にはその友に相談してウエディングブーケを作ってプレゼントしています。
 友に相談というより、結局、殆どデザインを考えてもらって私は製作過程で自分が出来るところを担っているようなものですが・・・。

 でも、スマホに送って貰ったウエディングドレス姿の試着写真の綺麗な姿を見ながら、製作するブーケには、歯科衛生士として成長していってくれた思い出をいつも思い出しながら、私の彼女たちへの感謝の思いを込めて幸せを祈って作るのです。

 そして、いつも2個製作します。

 1つは本人の結婚式の記念に。
 そして、もう1つはお母様やご家族に。

 自分の経験上、生花も良いのですがそのままの姿で思い出に残るアートフラワーのブーケは、我が子を仕事に厳しい私に託して、時には悔しくて家で泣いていたかもしれない愛おしい娘を励まして支えて下さったお母様やご家族へのプレゼントとしてお渡しして欲しいとお願いしています。

 今のところ、ブーケを贈った歴代の歯科衛生士のスタッフは結婚式で使用してくれました。
 お母様にもプレゼントしてくれているようです。

 スタッフには歯科医として経営者として、仕事には厳しく接していかなくてはなりません。
 でも、それに従って頑張ってついてきてくれる、支えてくれている事に感謝しかないのです。
 
 最近は入籍が先になることも多く、まだ、式場を検討中なので今回は入籍記念に彼女のイメージで製作した芍薬の花のウエディングブーケをプレゼントしました。

 「先生、これ結婚式で使います!」
 口数の少なく感情を面にあまり出さない大人しい彼女がとても嬉しそうに言ってくれた時、自分の気持ちが伝わったかなぁと嬉しくなりました。